こんにちはkaochanです。今日は”たこのトマトソースパスタ”の魔法のレシピをご紹介します。
ブログでは、kaochan の魔法のレシピ を使って作る料理の『より美味しくなるコツ』をご紹介していきます。
インスタグラムでも紹介しているのでぜひ見てください。
材料と作り方
・玉ねぎ 中1個
・ニンニク 2~3かけ
・蒸したタコ 200g
・トマト 1個
・トマトソース 大2
・パスタ 適宜
A オリーブオイル 大6
a鶏がらスープの素 大1
aお醤油 大1.5
aきび砂糖 小2
a 塩、黒胡椒 適宜
aベイリーフ 1枚
B 仕上げ用EXバージンオイル
①玉ねぎは粗みじん切り、ニンニクは微塵切り、蒸したタコは5mmの暑さに切る。トマトはざく切り
②厚手の鍋かフライパンにAのオイルを入れ → ニンニク → 玉ねぎ → たこ → トマト → トマトソースの順に入れる
③ ②にa印の調味料を全て加え、蓋をして中火にかける。沸騰したら一度上下を返して再び蓋をして弱火で約30分に混む
④ ③の味を見て塩、胡椒で味を整える
⑤パスタは好みのものを茹で、④をかけ仕上げにBオイルをかける
point
このタコを使ったトマトソースは炒めたりせず、全ての材料を一度に鍋に入れ、ただ煮込むだけなので、時間を有効に使えます。例えば煮込んでいる間に、サラダやスープを作れば、立派なディナーですよね。
このレシピのポイントは、、、
- 厚手の鍋を使うこと
- オイルをケチらないこと
- 煮込み時間を短くしないこと
です。
鍋のこと
煮込み料理の時は厚手の鍋、それはなぜかといえば、火の通りが柔らか(直接的でなく熱が均等に回りやすい)で、少し圧もかかるので、材料に上手く火が通るからです。
薄いお鍋で長い時間煮ると、水分が必要以上に飛んでしまい、焦げやすくなります。バーミキュラやル・クルーゼ、ステンレスの多重構造鍋、鉄のフライパン、土鍋など他にもたくさんありますね。ひとつあると便利ですよ。
沢山のオイルのこと
オリーブオイルは今回のように加熱をする場合は、エクストラバージンである必要はなく、ピュアオイルで十分です。沢山のオイルと、野菜から出てくる水分が、じっくり煮込む間に、上手く混ざり合って、美味しくなります。
蒸したことトマトのこと
よくスーパーなどで販売している蒸したこ、すでに一度火が通っているわけですが、大体のお品はそのままお刺身とか酢の物として食べるように、蒸してあります。つまり買ってきた状態が美味しい硬さになっているのです。それを焼いたり煮たりするとどうなるか?硬くなるんです。
なのでこのソースを作る時、煮込み時間を短くすると、タコが硬い。
最低30分煮込んでください。
また、トマトですが、今回私はプチトマトを使いました。単にお安かったからなのですが、トマトソースを作る時、プチトマトで作ると、びっくりするくらい濃厚です。
普通のトマトよりプチトマトの方が、水っぽくなくお味が濃いように感じます。
上記のような蒸したこが加熱すると固くなるとか、プチトマトの方が味が濃いとか、私は専門家ではないので、全て体感です。実験したわけでもないので、本当かどうか?でも、何十年間も色々なお料理を作ってきて、これは間違いないな!って感じていることを、こうやって発信したいのです。
レシピの表記のこと
レシピの中に【適宜】とか、【少々】、【ひとつまみ】って、よく出てきます。
先日何かの番組で、若いタレントさんが「適宜とかひとつまみとか、書くのをやめてもらいたい。わからないからレシピを見ているのだから、きちんと量を書いてもらいたい。」といった内容のことをおっしゃっていました。
「それは無理なんですよー」って、TVに向かって独り言を言ってしまいました。(笑)
理由のひとつは、材料に使うお野菜やお肉は、その季節によって、お味が違うからなんです。
例えば今日のレシピのプチトマト、夏場に比べて冬場は酸味が強くて甘味が少ないです。
玉ねぎも、新玉ねぎはものすごく水分量が多いですが、普通の玉ねぎはそうでもない。
そうなると、作る時期や使う材料によって、味が薄くなったり濃くなったりするってことなんです。だから【適宜】です。
【味見】って、何回もするべきなんですよ。プロじゃないんだから、一回でバッチリお味が決まるなんてことは、ありえない。だから何を作る場合も、最初からあまり濃い味にはせず、後から足していく作り方をお勧めします。
ちなみに、その番組で何かの先生がおっしゃっていましたが、【少々】=親指と人差し指でつまめる量、【ひとつまみ】は親指、人差し指、お兄さん指の3本でつまめる量、なんだそうです。
このソースは、お味を薄めに仕上げて、パケットなどと合わせるのもお勧めです。
暮らしを少しだけ豊かにするお手伝い、できたかな?
次回はトマトソースに関して、書いていく予定です。