加藤あゐアシンメトリープレート展

こんにちはかおちゃんです。
大変お久しぶりのブログになってしまいました。

私の食の日常は、基本的にInstagramとYouTubeに投稿を行っております。

昨年の7月に、自身初のエプロン作成、販売を行わせていただきました。
大変ご好評をいただき、完売させていただきました。

そして約1年後の今月終わりに、ある陶芸作家さんの作品を取り扱わせていただくことになりました。

目次

手作りの温かみが好きで。

私は器屋さんではありませんので、知識のようなものはとても乏しいと思います。

しかし、個の作家さんが作られる手作りの温かみが好きで、沢山の作家さんの器を、実際に使わせていただいております。

みなさんは日々どんな食器を使われていますか?
器は大別すると、磁器と陶器に分けることができます。
百貨店やスーパーなどで、よく販売されているお品は、大体が磁器の器です。
形が揃っていて、スタッキングにも適しており、レンジでチンすることもできます。

それに対して作家さんの手作りの陶器は、個体差があるため、スタッキングには適さず、レンチンにも不向きです。

現代人はとても忙しく、時間に追われていますから、当然便利なもののほうが良いですよね。
それでも、少し不便な手作りの陶器の器を使いたいと思うのには、理由があります。

私は衣食住ではなく、食衣住だと常々感じています
人にとって1番大事なのは、食べること。
食べることは生きることそのものです。

現代人は忙しく、また市販品にも沢山美味しいものがあり、外食産業も素晴らしいです。
しかし日々食べるものが、人の体を作り、考え方をも変えていくと私は思っています。

だから家でのご飯の時間がとても重要なんです。
ただ栄養があれば良いのではなく、1日に3回もある食事の時間は、楽しみでワクワクするものであったほうが良いですよね

その時にこの【器】が大きな役割を担ってくれているのです。
美味しいお料理も、盛り付けが雑だったりすれば、食欲減退です。
逆に買ってきたお惣菜でも、好きな器に綺麗に盛り付ければ、なんだかレストランに来たようで、楽しく食べることができると思いませんか。

長々と私の食と器へのこだわりを書いてしまいましたが、今回はイベントの開催にあたり、器のご紹介と、器作家さんのご紹介を行わせていただきます。

器作家 加藤あゐさんについて

全国各地のギャラリー、百貨店、台湾にて個展、企画展を行なっている作家さんです。
おひとりで、作られております。
今回私からのお願いで、ワンプレート用の、お皿を4種類作成していただきました。
すでに過去にも販売されているお皿もございますが、3種類はこのイベントで初披露となるものです。

【器作家】 加藤あゐ @ai.kato_

愛知県瀬戸市生まれ
大阪芸術大学文芸学科中退後、美術家アシスタントに従事
愛知県立瀬戸窯業校専攻科陶芸部卒業
埼玉県にて独立
長野県に工房移転、現在

商品について

【楕円変形大皿 黒】

楕円変形大皿 黒

こちらは以前から作られており、私が1番最初に加藤あゐさんを知ったきっかけのお皿です。このお皿は加藤さんを代表するお皿だと思いますが、ご本人がこちらのお皿に関して、このようなことをおっしゃっています。

作り始めたイメージとしては変形シリーズに関していえば、自然物のようなお皿のイメージです。
例えば石のかけらや木片にお料理を盛る。原始的な「食べる」という行為から自然物のようなお皿があってもいいなと
ただお皿としてはきちんとテーブルに安定して置けて、かつスタッキングもできる形を考えて、現在のような形になりました。
また、もちろん正円のお皿がいちばん使いやすく、お料理を自由に美しく盛るときに邪魔しない形なのは充分わかっていますが、
忙しい暮らしのなかでお料理や盛り付けに時間が掛けられない時も、なんとなくお料理をもっただけでお料理が美味しそうに見えたり、楽しい気持ちになったりしていただけたら嬉しいなと思っています。

まさしく!この考え方に、私は深く共感しています。

しかしこちらのお皿の大きな翼のようなリムは、そのリム幅の違いが大きいため、垂れ下がらず焼きあげるのが難しく、厚みを微妙に変えて制作していらっしゃるそうです。とても手かかるのですね。
大きさは8寸なのか?9寸なのか?
約27cm×19cmです

釉薬は黒のうつわは「黒結晶釉」で、着色原料としては酸化マンガン、酸化コバルト、酸化鉄などを混合していらっしゃいます。黒結晶釉のブロンズっぽい発色の部分は釉薬が厚い部分、釉だまりの部分です。
釉薬の厚みによってもかなり発色は変わり、薄いと黒っぽく、厚いとブロンズっぽくなります。

以下のお皿が今回のイベントのために、新たに作成してくださった作品です

【変形皿 白】

【変形皿 白】

こちらの変形皿は、以前から作られておりますが、今回のイベント用に白っぽいものを作成していただきました。
大きさは7寸、約21cm

白のうつわの釉薬は「白錫釉」で、マット調の釉薬に酸化錫を混合し半光沢に乳濁させた釉薬なのだそうです。また、こちらのお皿の中に、真ん中辺りがピンクに変色しているものがあります。これは還元焼成(窯内の空気の供給を減らし、窯内を一酸化炭素を充満させて焼く方法)により添加物の酸化錫(酸化スズ)が反応したものらしいです。

科学なのですねぇ。
そういえば、お料理も本来科学的にきちんと説明のできる部分が沢山ありますよね。

【ellipse plate – 薫】

【ellipse plate - 薫】

こちらのお皿は、似た感じのものがあったのですが、リムを倒していただき、色も白っぽく作成していただきました。
大きさは8寸になると思います。
約24.5cm×23cm

私の中では、こちらのお皿と、【変形皿 白】は、同じカテゴリーであり、一緒に使っていただくと、実に楽しいテーブルコーディネートができると思います。

【dot rim plate – 薫】

【dot rim plate - 薫】

あゐさんの水玉シリーズは、ご存知の方も多いと思いますが、こちらのドットをつけたリムは、大変手間のかかる作業であり、ドットをつけることにより、制作途中でへたってしまうことが多いのだそうです。ですから今回はリムを小さめにしていただきました。この形は今回初めてだと思います。
大きさは7寸、約21cmです

このお皿は直径21cmですから、ケーキなどをちょこんとのせて使っても、シンプルでお菓子が生えますし、ワンプレートののっけ盛りなどにも、使えますね。
何よりも、この水玉の風合いと、お皿のマットな感じが、私的には「可愛い」可愛くて仕方ないのです。

あゐさんの器をすでにお使いの方はご存知ですが、全ての器の裏側に、あゐさんの刻印的なものがあります。
今回のイベントの器では、特別に英語でのサインを入れていただきました♪
レア物ということです。

information

発売日

6月29日(土) 11時〜16時 ポップアップストアにて先行販売

6月29日(土) 20時〜 インスタライブ

6月29日(土) 21時〜 ECサイトにて販売 

イベントについて

どれも手に取って見ていただきたいのですが、遠方の方もいらっしゃいますので、基本的にはwebでの販売になりますが、1日だけのpop-upを6/29(土)に
行います。その日は、器の展示、販売だけでなく、ご来店くださった皆さんとの楽しいティータイムを行わせていただきますのでぜひご参加ください!
お菓子を食べながら、お話しいたしましょう!!

こちらのティータイムでは
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
私の友人で、お菓子作りの名人かずさん( @kazu4631 )に依頼して
作っていただいたお菓子もご用意しております


.
かずさんは、過去にも
色々なイベントでのお菓子販売なども行われており、大変人気のあるお菓子作家さんです。

※器をご購入の方:お支払い方法は、現金、クレジットカード対応しております

【pop-up】
期日 : 2024/6/29(土)

時間 : 11:00〜16:00


場所 : NICE photo studio
住所:世田谷区松原5-28-3-101
(京王井の頭線、東松原駅徒歩1分、隣りに三菱ufj銀行のATMがあります)

https://www.google.com/maps/dir//%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA/data=!4m6!4m5!1m1!4e2!1m2!1m1!1s0x6018f3ec3e4717b9:0xf7f6eb48b5c9d510?sa=X&ved=1t:3061&ictx=111
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